土地の購入から住宅の建築、引き渡しまで、代金のほかに手数料や税金などさまざま費用が発生します。
金融機関の融資はいつおりるのか、何をどう支払うか、あらかじめ資金計画が必要です。
必要な費用
●土地の契約
1.手付金(土地の価格の5%前後)
2.仲介手数料の半金、印紙代
●土地の残金決済
3.残代金(土地代金-手付金)
4.仲介手数料の半金、登記費用、固定資産税等清算金など
5.ローン契約諸費用(手数料、印紙代、保険料、保証料など)
●住宅の建築
6.地盤調査費
7.工事契約金(工事費の10%)
8.建築確認申請費、印紙代、地鎮祭の費用など
9.着工金(工事費の30%)
10.中間金(工事費の30%)
11.建築費の残代金(工事費の30%)
12.設備など付帯工事の代金
13.各種保険料、登記費用など
具体的な金額(例)
土地6,000万円、建物5,000万円で建てた場合。
1.手付金(6,000万円×5%) 300万円
2.手数料等(約200万円の半金) 約100万円
3.土地残代金(6,000万円-300万円) 5,700万円
4.仲介手数料等(約200万円の半金+税金など) 約230万円
5.ローン諸費用 約100万円
6.地盤調査費 約7万円
7.工事契約金(5,000万円×10%) 500万円
8.諸費用 約50万円
9.着工金(5,000万円×30%) 1,500万円
10.中間金(5,000万円×30%) 1,500万円
11.残代金(5,000万円×30%) 1,500万円
12.付帯工事 約750万円
13.諸費用 約100万円
概算ですが諸費用も含めると土地建物代金のほかに、1,300万円以上必要になります。
支払いの計画
銀行の融資は4回にわけて行うことができるので、どのタイミングで融資をうけるか、先に計画をしておく必要があります。
融資のタイミングは、条件や自己資金の都合などで変わる場合もあります。
支払いの計画としては、土地の契約に必要な手付金と手数料等を自己資金で、残りをローンで返済される方が多いようです。
土地建物をローンで、ほかの諸費用などを自己資金で支払われる方もいます。
ちょほーむ倶楽部のサポートチームにはファイナンシャルプランナーもいますし、ふだんは聞きにくいお金の話も先輩大家さんからアドバイスしてもらえます。
資金についてしっかりと計画してから、金融機関で融資の相談をすることができます。
